あなたは部下思いの管理職ですか?

こんにちは、靴沼コーチのHIROです。



大阪の緊急事態宣言が解除になり、
東京の新型コロナの新規感染者数も
だいぶ減少してきたように見えるので、
そろそろ解除かもと思っています。



私が仕事をしている会社では、
6月中はテレワーク、
7月は週に1回程度の出勤に
なる可能性が出てきました。



どちらかも選べる
ハイブリットが理想的ですが、
マネジメントも対応に
苦慮している感じもします。



未曾有の事態なので、
どうやっても難しい判断になりますね。



と言っても気がつけば、
もうすぐ6月になります。



年の半分までくると、
私は評価の中間レビューを
やらなくてはなりません。



私は中間管理職なので、
上司との面談と共に、
チームメンバーとの面談があります。



私は会社で決められた時期の他にも
メンバーとの面談の機会を
あえて持つようにしています。



マネジメント層や管理職の方は、
どのようなコミュニケーションを
心掛けていらっしゃいますか?





管理職の仕事とは何でしょうか?

もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら 
岩崎夏海 (著)

いきなりのテーマですが、
管理職(マネジャー)に必要な
仕事とは何だと思いますか?



そんなことは
聞かれるまでもないと
お叱りを受けそうですね。



私はマネジャー職になって
20年近くになりますが、
常に5つのことを意識しています。
.

  • 目標を設定する
  • 組織する
  • 動機付けとコミュニケーションを図る
  • 評価測定する
  • 人材を開発する


な〜んだ。
これ知っているよ。
という方、さすがですね。



そうです。
P.F.ドラッカー先生のお言葉です。





私は事あるごとに、
この「マネジメント」を読み返して、
自分の行動を振り返ることにしています。



「もしドラ」が出版され
この本が多くの方に普及したことは
とても良いことだと思います。




思わず表紙のイラストで
本を買ってしまった方が
日本中に10万人位はいると
思いますが(笑)



中身は確かにドラッカー先生の
金言が満載でしたね。




とはいえ、この教えを理解し、
そして愚直に実行し続けることは


か・な・り 大変です。



「定量評価は一定の基準を持って出来るけど、
実施に困るのは定性評価なんだよね。」




そうなんですよね〜。
行動評価は悩みの種。
忘れることもありますからね。




私は自分がチームメンバーの評価をする時に
営業時代の支店長(恩師)の言葉を、
必ず思い出すようにしています。

良かったことや悪かったことを、
都度、必ずメモに残しておくこと。





その方は、期末評価の前に、その手帳を読み返して、
全員の評価を評価を客観的にしていました。



何故ならば、
期末評価の前だけパフォーマンスを上げたり、
上司と逆に喧嘩になって、その場の雰囲気で
評価が悪くなってしまうメンバーが出ることを
避けるためでした。


支店長:ん〜 HIROは5月23日の商談で、
    数字を的確に使った資料で提案をして
    普段より少ない条件で商談を決めたよな。



HIRO:そうでしたね。あの時は上手いことハマりました!



支店長:そうそう、確かあの時はココイチに行ったんや。
    お前がカツカレーを食べて、
    俺はビーフカレーを食べて、
    「カツ」カレーが良かったんやろなぁ。


HIRO:・・・・
   (心の中で)
   そんなことまで手帳に書いてあるんかいな?




評価を受ける私は、あまりに具体的で客観的な評価と
そこまでか! というフィードバックに、
のけぞることしか出来ませんでした。



ちなみにこの方、異常に記憶力の良い方なので、
ココイチのことは手帳には書いていなかったはずです。


手帳は記憶を呼び覚ますというよりも、
気持ちのムラを正して評価をするための
自己管理ツールとして使っていたわけです。



まさにこれこそが、
ドラッカー先生の仰るマネジャーの仕事、
「目標設定=自己管理」ですよね。



そして、その評価が働きがいを与え、
仕事そのものに責任感を持たせる
生きたフィードバック情報なんです。




プレーヤー気質が強い人はマインド変化が必要

営業をやっていたころですが、
私の成績は良かった方だと思います。


地域一番のビッグカスタマーで
目標は殆ど毎月達成していました。

商談相手が偏屈な人だと、
逆に嬉しくなって燃えましたね(笑)



今考えると、難易度の高いカスタマーを
持たせてもらうことが楽しくて、
毎日昼夜問わずガンガン仕事をしていました。



これって、自分が管理職になった時、
落とし穴に落ちる典型なんですよね。



自分がやったのに、自分ができたのに、
何故あなたは出来ないのって思う。



そうです、管理職になったばかりの時、
私は思いっきりハマるわけです。
この穴に。


私は厳しいことをいうタイプではないのですが、
どこか、上下で見ていたんでしょうね。
しかも自分の小さい物差しで。


そうすると、メンバーとは気持ちが離れ、
メンバーも自分自身も辛い思いをしました。




そんな時、地元の本屋で
ドラッカーの「マネジメント」を見たんですよ。



と言っても全然知らなかったんです。ドラッカー。




当時はビジネス指南書は殆ど売っていなかったので
レコードの「ジャケ買い」ならぬ「タイトル買い」で
即購入しました。




別にジャケ買いと言っても
オッサンズラブではありません(笑)




基本的にはビジネス書を読んだことがなかったので
とにかくその時は難しくて難しくて。



でも、何度も読み返すと、
ズバリのことが書いてあったのです。




真摯さなくして組織なし

強みよりも弱みに目を向けるものを
マネジャーに任命してはならない。
出来ないことに気付いても、
出来ることに目の行かない者は
やがて組織の精神を低下させる。

P.F.ドラッカー(著)上田惇生(編訳) 
マネジメント基本と原則 エッセンシャル版 P147




この本はビジネス書であり、
本質的には哲学書なので、
骨が折れて当たり前。
すぐには出来ません。



読んでウンウン考えて、やってみて
自分のスタイルに落とし込むまで、
かなり繰り返しました。



失敗もね(笑)



考え続ける管理職。だから、わかることもある

そんなこんなありつつも、
私は今までに、営業、企画、マーケティングと
人材開発の4つの部門を経験しています。



プレーヤーとしての成功と
最初のマネジャーとしての失敗で
演奏者と指揮者の違いも身を持って体験しました。



そして、私は手帳の支店長と同じく、
私自身の失敗と成功の手帳を持っています。




私のコーチングは、
クライアント様の要望に応じて
適宜アドバイスも取り入れながら
進めるスタイルです。




コーチングをしながらアドバイスは
ちょっと邪道じゃないかと思う方も
いらっしゃると思います。



そのような方は純粋なコーチングのみを
受けていただくことをお勧めします。



ただ私の場合、
純粋なコーチングを基本としつつ、
今までのバックグラウンドを生かした
アドバイスが出来ることも強みとしています。



何故、アドバイスを入れたかというと
コーチングで核心つくには時間がかかる方も、
少しのアドバイスで一気に行動にまで
進める方もいるからです。



じっくり考えるのも大事。


でも今のような変化の真っ只中では、
動きながら考え続けることがもっと大事です。




時間をうまく使いながら考えるために、
考える時間はコーチと協同して考え、
日々の活動の中でアジャイル化する。




そんな、考え続ける管理職のあなたをサポートします。





自分のマネジメントスタイルを見つけたい方

自分のスタイルがわからなくなってしまった方


自分のありたい姿(Being)を見つけて、

今のマネジメントスタイルを見つめ直したい方




気になったら、すぐにご連絡してください!

 







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