副業・兼業に向いた仕事を考える
こんにちは、HIROです。
私はサラリーマンとして
人材開発の部門で仕事をしつつ、
個人事業主として
企業と個人の両方をクライアントとした
コーチングの仕事をしています。
サラリーマンをしている企業には
幸いにも副業・兼業申請というものがあります。
私はその申請をして副業をしています。
副業・兼業申請が受理される
基準の一番のポイントは、
会社の競合他社に対して
情報漏洩がない仕事であることでした。
私はパーソナルコーチングをしているので、
情報漏洩に気をつけると言えば、むしろ、
クライアントの方の情報を守る立場にいます。
そのため、会社の情報を漏らす仕事には該当せず、
かつ競合の仕事に従事しないということで、
会社から副業・兼業申請は受理されました。
私は会社で定められた基準をパスをしたので、
いわば ”お墨付き” をもらったわけですが、
お墨付きをもらったからと言って
仕事の同僚や部門のメンバーには
自分の仕事を大っぴらに話すことはありません。
なぜならば、職場で働いている人の大半とは、
パフォーマンスをはかる定義が違うからです。
実際に兼業をやってみると、
私のように会社が兼業を許可した場合でも
周りで働いている人たちは
その行動を是としていない場合が多いと感じます。
私は主業の仕事で成果を出していますし、
時間管理もきっちりやっています。
しかしながら、
飲みに行く時間を削って
仕事をしていても、
会社以外で仕事をしていると
会社でパフォーマンスを最大限に
発揮していないと思う人が
多いのではないかと感じています。
なぜならば、
日本では、まだまだ
ひとつの会社で一生かけて
頑張るという雰囲気が
働く側にあるからです。
雇用契約をした会社に
24時間、365日を捧げることも厭わないので、
成果を時間ではかることは考えず、
年間で、いや終身雇用ベースで
パフォーマンスをはかることが多く感じられます。
私が知っている要領の良い人は
年の前半はそこそこ仕事をして
期末に近づくとパフォーマンスを上げて
評価者の印象操作を上手にしています。
最近は純ドメの会社でも
仕事のパフォーマンスの測り方が変わってきて、
KBI/KPIに対する成果ベースでの
評価になっているところもありますが、
時間単位の仕事を意識する会社は、
ベンチャーや一部の外資系企業をのぞき
まだ少ないのではないでしょうか。
したがって、仕事の評価、仕事に対する基本的な考え方、
そして、働く人たちのメンタリティを変えないと
文部科学省がいくら副業や兼業を推奨しても、
今回のコロナ禍で業績が落ちたため
副業・兼業を許す企業が増えたとしても、
実際に副業をする人は増えないと思います。
そもそも、副業という発想も意識も芽生えないですし、
会社は副業のメリットを生かす人事や配置転換を
する仕組みがないのところが大多数なので、
現状の枠組みでは難しいでしょうね。
副業・兼業に興味のある方は、
もしくはやっている人は、
限られた時間の中で、
同じ仕事を主業でやっている
同業者と同じだけ、
もしくはそれ以上の
パフォーマンスを
出さなければいけません。
私はこの解決策が下記の通り
いくつかあると考えています。
・主業とパフォーマンスの評価に変わりがない
・働く場所が限定されない
・時間単位で区切ることができる
・時間短縮ができるツールの活用ができる
・仕事を細かくアウトソースできる
例えば、私がやっているコーチングという仕事は、
上記の全てが該当します。
主業とパフォーマンスの評価に変わりがない
主業でコーチングをやっている人と
副業でやっている人は1時間の
コーチングセッションでパフォーマンスに
違いはありません。
違ったら問題ありですよね。
そもそも、そこに違いがあったら
プロとして失格ですから。
働く場所が限定されない
コーチングの仕事は対面でも、電話でも
もちろんzoomでも問題ありません。
時間単位で区切ることができる
そもそも、コーチングは
時間単位で仕事を受けていますので、
この部分もクリアしています。
時間短縮ができるツールの活用ができる
先ほどのzoomしかり、
オンラインツールとの親和性が高く、
日本のみならず海外ともやりとりできます。
お互いの時間の隙間にできることも
大きなメリットになります。
仕事を細かくアウトソースできる
基本的には固定資産を持たないので、
研修ツールの開発やインフラの整備など
仕事をアウトソーシングすることで
主たる業務であるコーチングに
時間を集中させることができます。
仕事柄、副業・兼業をやっている方に
お会いする機会が多いのですが、
主業(この場合は企業勤め)と
副業(この場合は個人事業主としての仕事)や
いくつかのビジネスを同時にやっている人は、
とにかく時間の使い方が上手ですし
効率良くお互いの時間を
活用することを考えています。
今ある仕事の延長線上でとか、
稼げそうな仕事なのでという視点も
あるとは思いますが、
これからの時代の副業を考える際には
是非、上記の視点で見つけてみてはいかがでしょうか。
もちろん、
パーソナルコーチングを通じて
自分のあった仕事探しのお手伝いはできると思います。
今実際に自分自身が
副業を通じてビジネスをしているので
そのノウハウもお伝えできると考えています。
興味のある方は、気軽にご連絡くださいね。
コーチングについて話を聞いてみたい、
相談をしてみたいと思った方は、お気軽にお問い合わせください。
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