ヒーローはお節介なのだ！
こんにちは。 HIROです。
外出自粛が続いて、
一日中外出をしない日が多くなってしまいました。
２週間前に興味本位でアプリの万歩計機能を使って
1日の歩数を測ってみたんです。
ちなみに何歩だったと思いますか？
丸一日ですよ。
答えは・・・452歩。
さすがに焦りましたよ。
これって、病院に入院していた時より
間違いなく歩いていないので、
これが原因で病院に行く可能性だってあります。
病院だと毎日何かしらの検査があって、
結構歩き回ったりした記憶がありますので、
この歩数はないですよね。
それもあって、最近では
早朝や夜にウォーキングを
するようにしています。
スマホに万歩計アプリを入れて
最近は１週間に５万歩を目標に歩いています。
外出自粛のコロナ太りもあったので、
久々にバターコーヒダイエットと合わせて
２週間で3.5kg減らしたところです。
バターコーヒーダイエットに
興味のある方はこちらの記事もご覧ください。
パフォーマンスを最大化しつつ痩せたい人だけ見てください
ウォーキングはランニングと違い
年寄りっぽいですが（笑）
軽い筋トレ（無酸素運動）の後に
ウォーキング（有酸素運動）を20分以上を
することで脂肪燃焼のサイクルができるので、
今は毎日体重計に乗るのが楽しいです。
歩いていると色々と考えることができて
それはそれで良い時間になります。
たまに昔のことを思い出したり。
そこで今日は、歩きながら思い出した、
私の人生を変えたヒーローの話を書いてみますね。
ヒーローに会える日が来た！
幼稚園の頃に秘密戦隊ゴレンジャーが始まり
私たちの中ではたちまちのうちに
ゴレンジャーブームが巻き起こりました。
ゴレンジャーは
色分けされたキャラクター毎に
性格分けができていました。
アカレンジャー：優れた決断力と統率力を持つ義理人情に厚い熱血漢
アオレンジャー：人間嫌いでメカを愛するが、子供には優しい一面も持っているクールな二枚目
キレンジャー：力自慢でカレー好きの九州男児。なずなぞ好きな三枚目
モモレンジャー：武器開発と爆発物処理のスペシャリスト。女性ながら空手の有段者
ミドレンジャー：マスコットキャラクター的な存在。動物や自然を愛する
当然子供の中でもお気に入りのキャラクターがいて
大体の人気はリーダー役のアカレンジャーか
クールなアオレンジャーでした。
もちろん、私はアオレンジャー派で、
いつもマントをつけて「何か」と戦っていました（笑）
幼稚園では卒業が近くなる頃に
お楽しみ会という会がありました。
毎年この会では
父母の出し物があるようで
その年の出し物はと言いますと、
なんとゴレンジャーでした！！
メインテーマとともに寸劇が始まり、
多分結構面白かったんでしょうね。
子供たちは興奮のるつぼに叩き込まれ（笑）
私も当然悪者を倒すヒーロに釘付けでした。
しかし、私の興奮も束の間。
最後のあいさつで
ゴレンジャーがマスクをとった瞬間、
マジで凍りつきましたよ。
45年前のことなのに
その時のその瞬間を
私ははっきりと覚えています。
マスクを脱いだキレンジャーは
私の母だったのです。。。
アカやアオは難しいかもしれないけど、
少なくともミドレンジャーくらいは
抑えておいて欲しかった。
子供心に思いましたよ。
見てくださいよ。
このカレー。
「うまそうなカレーたーい」
一番男性臭いじゃないですか・・・
流石に家に帰っても
まだ子供だったので、
格好よかったとも言えず、
恥ずかしかったとも言えず、
特に触れずに今日まで
日が経ってしまいました（笑）
でも、今ならわかるんです。
やっぱりお母さんは僕のヒーローだったんだって。
私はヒーローになりたかったのかもしれない
母親譲りかはわかりませんが、
私もキレンジャーばりのお節介で
三枚目で、そしてカレー好きです。
そして、
ウルトラマンも、仮面ライダーも
スーパーマンもバットマンも、
果ては未来少年コナンや
インディージョーンズまで
ヒーローが好きでした。
でも、ヒーローとして活躍する機会が
なかなか訪れず大学生になった時、
私の中で本当のヒーローに出会ったのです。
卒業旅行の名目で、
男二人でニューヨークに行ったのですが、
その時乗った地下鉄でのこと。
昔のニューヨークに地下鉄は
本当にやばくて、落書きだらけで、
どちらかというと柄が悪い人が乗る
乗り物でした。
当時は、学生だったこともありお金もなく
もっぱら地下鉄で移動していました。
ホテルのある駅で地下鉄を降りて
出口に向かって歩いていたのですが、
どうにも前後の人がギャングにしか見えなくて、
デカいし、目が鋭いし。
あ〜なんかやばいなぁ
と思って階段を登っていたところ、
突然、前を歩いていたお婆さんが
転んじゃったんです。
そうしたら、前後に歩いていた
ギャング・・風の人たちが、
あっという間にお婆さんを助けあげて、
大丈夫か？ 怪我はないか？
と本気で心配して介抱し始めたんです。
私はその時
相当凹んだし、反省もしました。
自分は一歩も足が出なかったばかりか、
見かけで人を判断する浅はかな人間だったと。
君も一緒にヒーローになろう
私はその日から決めたんです。
ヒーローになるって。
勝手なお節介です。
でも、大きなことを待つのではなく、
小さなことでも思わず動く
ヒーローになりたいんです。
あのニューヨークにいた
ヒーローたちのように。
コロナ前ですが、とある駅でのこと。
駅のホームで階段しかなく、
ベビーカーのお母さんが
四苦八苦していたので声をかけました。
「一緒に持たせてください！」
「あ、ありがとうございます・・・」
プチヒーローになったとです。
ひろしです。ひろしです。
ポケットに手を入れて、呟きたかったくらい
勝手に気分が良かったです（笑）
そんなプチヒーローも
実は断られることも良くあります。
そりゃ、「いきなりお手伝いしましょうか？」
と言っても気持ち悪いですよね。
色々とその人その人にとって
事情がありますし、昨今怪しい人も多いですし。
でも、ウチのカミさんも
子育ての時は困っていたんです。
だからヒーローは
何度も闘うんです。
自分との葛藤と。
本当に困った人もいるはずです。
だからこれからも
声がけのプチお節介をしたいと思います。
だって昔からヒーローはお節介なんです。
ウチのオフクロもヒーローでした。
たぶん、キレンジャーを演じることに
葛藤はあったでしょう。
でも、
子供たちのために、僕のために、
あえてキレンジャーとになって、
ヒーローを演じました。
私はこれからも、ベビーカーに限らず
思わず動けるプチヒーローを続けます。
だからプチヒーローを
一人でも増やす意味でも
あえて言わせてください。
君も僕と一緒にヒーローになろう！
な〜んてね（笑）
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