ズンドコベロンチョって なに?
こんにちは。HIROです。
今回のタイトルが
「なんじゃこりゃ?」と思っている方、
「お〜懐かしい!」と思っている方、
既にあなたは「ズンドコベロンチョ」ワールドに入っていますね(笑)
これは30年前のテレビ番組のタイトルですが、
マジでインパクト抜群ですよね。
インパクトだけではなく、
内容も相当面白かったドラマだったのですが、
今日は改めて、
「ズンドコベロンチョって、なに?」について
緩くこだわってみようかと思います。
いまだに思い出すズンドコベロンチョ
ズンドコベロンチョは
タモリさんがストーリーテラーをしていた
「世にも奇妙な物語」で放映された
北川悦吏子さんが脚本、草刈正雄さんが主演で
1991年に放映されたテレビ作品です。
脚本の北川悦吏子さんは
「ズンドコベロンチョ」を
きっかけに注目を集め、
その後に、
「あすなろ白書」
「ロングバケーション」
「半分、青い。」
などの脚本を書いている人気の脚本家です。
ストーリーを簡単にお伝えしますと・・・
主人公の三上(草刈正雄)は、
「俺が知らないことなんてこの世にはない」と
自負するエリートサラリーマン。
難しいカタカナ言葉を使い、
わからない部下たちのことを
「信じられない』と言い放ち、
自分以外の皆が無能だと考えていました。
ある日、身の回りで「ズンドコベロンチョ」という、
自分の全く知らない謎の言葉を耳にするようになりました。
しかし、三上は完璧な男です。
「俺の知らないことがあったとは屈辱だ」との思いから、
仕事場の人間ばかりか家族にも聞くことができません。
密かにいろいろな人に
自分なりに「あたり」をつけて
「ズンドコ」の謎を聞き出そうとしますが、
聞いた人の反応がそれぞれ異なり
ますます、困惑してしまいます。
そうこうしている間にも、
社をあげての「ズンドコプロジェクト」の
リーダーを任されるようになり、
いよいよ知らないと言えなくなってしまいました。
ネタバレではありますが、
昔の作品ということでお許しをいただくと、
最後の最後になって、
完璧なエリートサラリーマン三上は・・・
「ズンドコベロンチョって、なに?」
と涙を目に浮かべながら。
画面に向かって私たち視聴者に
聞くところで終わります。
え〜これで終わりぃ〜?
お〜い、一体何だったんだよ(笑)
放送が終了して、私たち視聴者も
「こっちも聴きたいよ!」
「ズンドコベロンチョって、何だったんだ?」
というモヤモヤ感でいっぱいに(笑)
当時はネットもないので、放送終了後には
「ズンドコベロンチョって、なに?」と
フジテレビに問い合わせが殺到したらしいです(笑)
(北川氏本人によると約650件)
今だったら
SNSで半端ではない反響があって、
それぞれの面白い解釈がネット上で
展開されるんじゃないかなぁ。
私はこの作品が放映された翌日の
「笑っていいとも」をたまたま見ていましたが、
タモリさんはテレフォンショッキングの冒頭で、
「ズンドコベロンチョって、なに?」
とアルタの観覧者に聞くまでに発展(笑)
観覧席の人たちも前夜にテレビを
見ていた方が多かったらしく、
そろって大爆笑をしていました。
タモリさんはのちに
世にも奇妙な物語の作品の中で
最も好きな作品だと言っていたそうです。
私は、そんな多くの人が
この作品に魅了されたんだなぁと思い、
思い出に残る作品になりました。
視聴者はズンベロに共感したんだ
ズンドコベロンチョを見た私は、
どこに引きつけられたのか?
それは自分の中にあるプライドや見栄がジャマをして、
「ズンドコベロンチョって、なに?」と素直に
聞けない自分がいるからじゃないかと思います。
そして見ていた多くの視聴者も
同じような共感を抱いたいたんじゃないかと思います。
例えば「私のズンドコ体験」。
今でも思い出します。
ExcelのVLOOKUPです。
これ、やり方が聞けなくて、
すげ〜時間をかけて自分でシコシコやってました(笑)
昔は今みたいに
ネットでわかりやすく解説してあるものもなくて、
でも「VLOOKUPってなに?」ってできる人に
素直に聞かなかったばかりに大変な遠回りをしていたんです。
最初は聞くのは悪いかなと思っていたような気もします。
でも、よくよく考えてみると
これが「ズンドコベロンチョ」だったんですね。
要らぬプライドが邪魔して、
みんなが出来ていたことを聞くのが
恥ずかしかっただけです。
人に聞けない。
恥ずかしい。
プライドが高い。
自意識が高い。
そして知らない自分が傷つきたくない・・・
聞くに聞けないそのモヤモヤが
夕方から一昼夜かけた大仕事になってしまい、
ついには仕事を遅延させる
どハマりにつながってしまいました。
VLOOKUPができれば、
1、2時間の作業だったと思いますので、
今思い出しても恥ずかしい埋めたいような記憶です。
単純に最初に素直に聞きゃぁ良かっただけですね(笑)
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自意識が強すぎて前に進めないのはどうすれば治るでしょうか?
ズンドコベロンチョ は救いのメッセージ
一方でズンドコベロンチョに
救われた人もいるんじゃないかと思うんです。
なぜなら、ズンドコベロンチョは
自分の恥ずかしさを代弁してくれる
キラーワードだからです。
迷いごとや相談を誰にもできない、
自分自身の中にあるズンドコベロンチョシンドロームを
「あ〜ズンドコベロンチョになっちゃうから教えて!」
という感じで、自分が気軽に聞くことで解消したり、
『今聞けば「ズンドコベロンチョ」にならなくて済むよ〜』
と人に対しても気軽に言うタイミングを掴むためにも使えます。
この気恥ずかしさを紛らして
素直になれる言葉って
今こそ自分に欲しいですよね。
昨今のノマドやリモート環境では
「人に聞く」という事が難しく感じられて、
余計に悶々としている人もいると思います。
そして、これだけ情報が多い社会なので、
全てを自分が把握して知っているということは
Google先生でもない限り不可能です。
でも人に聞くって勇気がいるし、
プライドが邪魔して聞けないことって
あるかもしれません。
ここでちょっと視点を変えて、
自分が聞かれる立場になってみてください。
「わからないから教えてくれる?」
と人から聞かれた時って
あなたはどう思いますか?
私なんかは頼られて嬉しいし、
「素直だなぁ」なんて、
妙に感動したりします(笑)
人が素直に聞いてくれると嬉しいのに、
自分は聞く事ができない・・・
要らぬプライドがあるばっかりに、
聴きたいことも聞けずに、自己肯定感を下げたり、
悶々として遠回りして時間をロスして、
本当にやりたい事ができなくなる
もったいない事態に陥ることだってあります。
これって、本当に自分の貴重な人生を
無駄使いしていると思えてなりません。
これを読んで
自分のプライドや自意識が邪魔して
素直に聴きたい事が聞けそうもないなぁ
と思っている方、
自分が自意識高いのはわかるけど、
自分に正直になるには
どうすれば良いかわからない方、
自分にも、そして人にも
素直になりたいと思っている方、
ご安心ください。
まずはあなたの話をゆっくり伺います。
そして、あなたが「素直になれるワード」を
私と一緒にゆっくり見つけましょう。
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