人に助けを求めるのを躊躇してしまう人への処方箋


こんにちは。HIROです。

今年は長雨に続いて台風が多いようですね。


リモート勤務の方でなくても
台風や秋雨が続くと外出が億劫になってしまい
人と接する機会が減ってしまいます。


仕事でもちょっとしたことだったら、
ついつい連絡することを躊躇して
自分でやってしまうことだってあります。


でも、こんな私のような考え方には
実は大きな落とし穴があるのです。


なぜなら、
仕事で人に助けを求めることを躊躇していると
それが自分のリスクになってしまうからです。



今日のブログは、
「人に助けを求めるのを躊躇してしまう人への処方箋」と
「人に助けを求めないことが自分にとってのデメリットになる」
ということについて緩くこだわってみたいと思います。



どうぞ、最後までお付き合いくださいね。


人に頼むことを躊躇してしまう人への処方箋

皆さんの中で、職場にちょっと苦手な人がいて
その人にどうしても仕事を依頼しなければならないことはありませんか?


私はそんな人とのコミュケーションを
はかる時に考え行動していることがあります。


早速ですが今日は、
そのポイントを4つにまとめてご紹介しますね。



 ひとまず頼んでみる
いきなりこれかよ。これができないから困るんだ!
と思う方もいるとは思いますが、
頼む前からダメなことを考えても上手くいきませんよ。


わたしも仕事で苦手な人が数人います。

でもそんな人に限って、
その人にお願いしないと
仕事が進まないキーになる人だったりしませんか?


結構いるんですよね。
仕事はテキパキしているけど
人を選ぶときも好き嫌いで
テキパキ判断してしまう人は(笑)


私は、だからこそ、
考える前に真っ先に頼むことにしています。


先延ばしにすればするほど悩みの時間が長くなり
頭の中で悪い考えがグルグルし始めるからです。


悩んでも悩まなくても頼むのであれば、
まずは頼んでみるということです。

② 要件と率直な気持ちを伝える
私が考える頼みにくい人は、断る口実を用意している人です。


ただしこんな人でも要件を端的に伝えて、
それが受け手の業務範囲であれば、
仕事を断る人はあまりいないと思います。


そして、「あなたでなければ難しい」と
率直な自分の気持ちを伝えることが大切です。


シンプルで率直な依頼は、依頼した方が思うより
受ける方の気持ちはポジティブに働きます。



③ 1度断られた人にも、再度頼んでみる
どうしても以前に断られた人には
頼むことがはばかられることってありますよね。


でも、人間関係が余程こじれていなければ、
2回3回と頼んでいるうちに、
コミュニケーションの蓄積ができてくるので、
頼まれる方も「あまり断ると悪いなぁ」
という気持ちになるようです。


もし何度も忙しいと断られた場合は、
あなた以外に適切な方はいますか?
と聞いてみましょう。


この質問は、「当事者意識」を芽生えさせるので、
結構な確率で冷静な判断をしてくれると思います。

④「貸し借り」という損得感情は捨てる
本当は誰かの助けをお願いされて、
その人を助けることができるということに、
人間は心地良さを感じるようです。

貸し借りの気持ちは得手して
依頼した方の引目から、
そのような卑屈な発想に陥ることがあります。

人に仕事をお願いをするときは
礼を尽くして依頼をして、
その成果に対して称賛をすれば、
それで終わりにしても良いのです。


なぜなら、仕事の依頼は自分本意のお願いではなく、
そのほとんどが会社の売り上げを伸ばしたり
利益に貢献する私益ではないののだからです。


まずは依頼をする人に
ちょっと勇気を振り絞って
依頼をしてみませんか?
きっと、思っていたことと違う結果が
生まれることもあると思いますよ。



人に助けを求めないことが自分にとってのデメリットになる

とはいえですよね。今年はコロナ禍もあり、
今までになくコミュニケーションをはかることが難しく感じます。
不要不急のお願いをしにくい状況でもありますよね。


リモートワークになり、オフィスをちょっと歩けばとか、
振り向けばそこにあなたはいる(笑)的なシチュエーションがなくなってしまい、
ついついコミュニケーションが疎かになってしまいがちです。



大体の人は平常時あっても、
仕事の仲間に助けを求めることを気兼ねをしますよね。
ましてや、お会いしたことがない人に対しては
もっともっと心のハードルが上がります。


自分の印象が悪くなったらどうしよう。
断られたらどうしよう。
迷惑かなぁ。
とか、一人で勝手に心配をしてしまいます。



私は病気になって入院をして復帰したときには、
仕事人として戦力外と言えるような状況でした。



体力もなく何かを覚えようとしても頭に入らず、
人の期待にも答えられない自分がわかっているので、
余計に空回りをして気力と体力を消耗していました。


でも、周りの方は自分が考えていたよりも
大人の対応をしてくださりました。


むしろできないことを率直に出来ないと伝えたり、
用件をしっかりと伝えて、お願いすべきはお願いせずに、
勝手に悶々としていた自分に原因があったと今は思います。



今のような未曾有の状況では、
多くの人が柔軟な対応やサポートを
必要としているのではないでしょうか?


たとえば、
直前になってしまった会議のリスケや、
締め切りが近い仕事が急に降ってくることなど、
誰にでも降りかかってくるプチ不幸だと思います。

でもあなたは、
何とか頑張れば自分にできるかもと思ってしまったり、
不要不急の助けを求めたりすることに遠慮が働いたりして、
手を借りることを控えようと考えているかもしれませんね。



このような行いは、
私にとっても、あなたにとっても、
会社にとっても良いことは一つもありませんよね。


「人に助けを求めないことが自分にとってのデメリットになる」わけです。


では、依頼を受ける相手は
実際には人から受ける依頼について
どのように考えているのでしょうか?


人は案外と依頼をされたい生き物なのかもしれませんよ

ある論文調査によると、
人々は多くことを与えた後に、
幸せに感じることが示されています。

社会的つながりは善行を良い感情に変えますか?
(Digital Access to scholarship at HARVARD)

社会的なつながりは、良い行いを良い気持ちに変え、
善業の贈り主と受け手の間のつながりを最大化するそうです。


であれば、ちょっとしたお願いをすることで
コミュニケーションの輪を広げたりすることも可能なわけです。


世の中には理不尽な人の存在があることも否めません。
ただし、世の中全ての人が理不尽なわけでもありません。


過去の体験や、ちょっとした恐れから
お願いすることを躊躇してしまうことで
せっかくのコミュニケーションの機会を逃すのはとても残念なことです。


特に仕事をする間柄では、
コミュニケーションをはかって
関係性を良くして悪いことはないはずです。


であれば、最初に書いたこと。



「まずはお願いしてみる」を実行してみましょう。



それでも二の足を踏んでしまい躊躇している方、
でもそんな自分を変えたいと思っている方。
その気持ちは私も良くわかります。



なぜなら先ほども書いた通り、
私もお願いしにくい自分がいた経験があるからです。




そして、同じような状況の中に留まっていた、
クライアントさんとのセッションをいくつも経験しています。



気がつきましたか?そうなんですよ。

実は「人に助けを求めることを躊躇してしまう人」は
あなただけではないのです。




クライアントさんからは
「あの時のコーチングがきっかけで前に進めました」と
話をいただくことも一回や二回ではありません。



ということは、同じような悩みを抱え、
同じようなシチュエーションにいる人は結構いるということです。



ここで少し考えてみてください。


悩んでいて行動しない人と新しい門を叩いて行動した人。



どちらの方が気持ちが晴れやかになるでしょう?
どちらの方が仕事やプライベートが充実するでしょう?
どちらの方が充実した日々の人生を過ごすことができるでしょう?




もし悩んでいる方がいらしたら、
私に相談することは悩まないで欲しいです。


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