緊急事態宣言の時だからできる時間の使い方

こんにちは、HIRO です。
私がサラリーマンとして在籍する会社で
リモートワークが本格化して1ヶ月が経ちます。

社内ではTeams、取引先とはZoom、
海外のユニットやサプライヤーとは
Google HangoutやBluejeansを使い、
コーチングではSkypeを活用するなど、
自分自身も世の中もリモートでの生活に
急激に馴染み、そしてシフトして行くのを
肌身に感じています。

よくよく考えてみたら、
これだけ別の手段を使い分けて
ストレスなく仕事をしている自分は
数年前までは考えられませんでした。

コーチングも数年前までは
電話回線を使っていましたからね。
あぁ、懐かしい・・・

急速に変化する世の中にあわせて効率よく
仕事をすることが出来ることもあり、
ついつい、集中して仕事をやってしまい
夜にはぐったりしてしまうこともしばしばあります。

最近気がついたことは、
通勤時間に読む本やラジオ、
帰宅途中に聞く音楽は、
自分にとってOn Off のスイッチを切り替えることに
自然と役立ってきていたことがわかりました。

私の持病であるネフローゼ症候群は
ステロイドと免疫抑制剤を使って治療をすることもあり、
入院をしていた頃は感染症を避けるために
病棟から外出をしてはいけませんでした。

そのため、外出をせずに過ごすことは
3回の入院生活と自宅療養に要した
おおよそ10ヶ月の時間で養った
時間配分の考え方が役に立っていると思います。

今回は入院生活ではありませんが、
外出を極力控える状況は入院をしていた時と
何ら変わることはありません。

その時に養った時間の使い方や過ごし方を
シェアさせていただきます。

1.事実を知り理解をする

未知の生活や事象に対処をしながら日々過ごすことは
どうしても不安な気持ちが出てきますよね。
これは誰しも普通で当たり前のことだと思います。

先のことを考えたくないあまり楽観的になってしまったり
暗闇を走り続けることが怖いので、焦ることがあります。

こんな時は客観的に現状を理解できる
歴史やエビデンスを知ることが大切だと思います。

私は大学に付属した病院に入院をしていたこともあり
図書館の専門書とエビデンスをかなり読みました。

結果的には、未だ完治する治療方法がなく
対処療法しかないことがわかりましたので、
それ以上を調べる無駄な時間を省くことができました。

今回の新型コロナウイルスも感染症という観点から
考えると、繰り返す歴史のひとつであることがわかります。

これは幾ら文明が発展しても
新たなウィルスからの感染を防ぐには
「感染源から離れる」対処療法しかないようです。

まずは事実を受け入れて、今できることを理解する
ことだけで、だいぶ不安は取り払われます。

2. 自分が見ている世界を俯瞰して見てみる

決してスピリチュアル系の話ではありませんよ(笑)

自分を客観視するために自分を俯瞰してみることをお勧めします。


今の自分の考え方や立ち居振る舞いを客観視することで、
自分自身が何をしたいのか、そしてどうありたいかを
この機会に今一度理解することができます。

では何のためにやるのでしょうか?
これは自分が今見ている世界を少しだけ変化させるためにやるわけです。

歴史を紐解いても、ポスト新型コロナの世界は
今までの社会とは大きく構造から変化をするでしょう。
社会の構造が変化するので、落ち込む産業と
伸びる産業が根本から変わる可能性もあります。

世界が大きく変化する時に、
自分自身が見る世界を意識して少しだけでも変化させることで
大きな変化の波に抗わず、むしろ乗ることができるかもしれません。

3. 誰かと話題を共有する

病院に入院していた時は
基本的には一人で考える時間が多かったです。
これは今のセルフロックダウン下の状況と少し似ています。

未知の病気になってしまった自分自身に対する不安と
今の新型コロナウイルスの猛威に世界が包まれていることは
自分自身の経験からすると似たような状況に感じられます。

一方的なネットの記事を読み耽ったり、
テレビなどの情報を見聞きして悶々としていると
どうしても悲観的な気分になってしまいます。

もちろん、自分だけの病気の時は
世界経済は大きな打撃を受けているわけではないので
財務面での不安はありますが、
その不安も含めて、誰かと話をシェアすることは大切です。

そんな時ほど不安な気持ちを他人に吐露してみましょう。

私は看護師さんに話をして
そして話を聴くことで自分を受け入れることができました。

話をすることで気持ちも楽になりますし、
同じようなことを他人が考えているかもしれません。
そして新しい考え方を聴くこともありますよね。

今私がコーチングを実施するときも
クライアントの、今この瞬間の気持ちにフォーカスをして
話を聴くように心がけています。

そしてクライアントだけではなく
お互いの心を通わせるようにして
自分一人ではないことを確認することにしています。

この文章を書くことで、このような状況の時こそ
コーチングは客観的に自分自身を見るための歪みのない鏡として
活用できる物だと改めて気付きました。

コーチングについて話を聞いてみたい、
相談をしてみたいと思った方は、お気軽にお問い合わせください。

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