教育とは学校で学んだことを全て忘れた後に残るものである

こんにちは。HIROです。


日が落ちるのも早くなり、
秋らしい季節になってきましたね。


ちょっと早いかもしれませんが、この季節になると
スガシカオの夜空ノムコウの歌詞を思い出します。


「マドをそっと開けてみる 冬の風のにおいがした」


どうしたら、こんなに印象的で的確で
一生忘れられないような歌詞が書けるのでしょうかね。



私はこれから来る秋とも冬とも言えない
季節のグラデーションを感じながら
落ち葉を踏みしてながら歩くのが好きです。



あ、その時の靴はこれですよ(笑)
エドワードグリーンの茶靴を履いて、自然と一緒に秋色になってみませんか?



このスガちゃんの曲を聞きながら
アインシュタインが言ったと言われている
「教育とは学校で学んだことを全て忘れた後に残るものである」
という言葉を思い出しました。


何故思い出したかと言いますと・・・



それは後ほど(笑)



スガちゃんといえば、
今ではガースー首相のことを差しますが、
私個人としてはスガはシカオ推しです!



何のこっちゃになってしまいましたが(笑)



思い出したついでと言っては何ですが、
今日はこのアインシュタインの言葉を
学校教育から離れて久しいオッサンが感じたことを
緩く書いてみることにしますね。


本当は四季も学問も分けることはできないと思う

Thank you! Eddy!



「夜空ノムコウ」がどうやったら学校教育になるのか?



私には「春夏秋冬」が「国算理社」みたいに
直感的に感じられたことに起因します。



私の直感なので、なんだぁそりゃ。
になってしまいますね。大変失礼しました。



さて、本題ですが、
四季が今日から夏、明日から冬!と
明確に分ける事ができないように、
学問もはっきりと分割できないような気がします。



学生時代を不真面目に過ごした私は、
勉強は決められた教科の決められた範囲を
渋々やっていた部類なので、
学問とは「国算理社」のように
バシッと分けられると思っていました。


というか、大人になるまで
それすらも疑問には思わず生きてきたので、


高校になった時には
すっかり数学嫌いになってしまっていました。



ところが学生時代に興味を持った
ハードロックのバンド活動などは、



音楽と国語と体育(笑)がミックスしているし、
エレキギターは音色にこだわり始めると
これはまさに科学の世界になってしまいます。



ハードロックだけでもアートとサイエンスの4教科ですね(笑)



厳密にいうとそれ以上の
学びの分野に分別されてしまいます。



でも好きなことや興味があることは
学校で教わる分野の壁を飛び越えますよね。



そもそもハードロッカーが
学問のジャンルを考えながら
ギターのエフェクターを改造しないし(笑)



科学がわからなくても
学研の電子ブロック気分でやっちゃうんですよ。



そして、自分が好きなことは何度でも反復するので、
長期記憶にいとも簡単に入ってしまうのです。



youtubeのメントスコーラや、
学校の社会科見学で見た
東芝科学館の電磁石は覚えているので、



学校教育の教科の枠組みを超えた学びが
自分の興味を喚起し勝手に記憶に
インプットされているのです。




社会人になったらほとんどの仕事で学びを分けることはできない

基礎学力は大切だし、理系バリバリのエンジニアの方などは
もちろん専門的な学問を学ぶ必要はあると思います。


とはいえ、ほとんどの人は専門的な知識は
社会人になってから仕事の中で学んだり、



学んだことを基にして、
いくつもの要素を掛け合わせて応用しながら
自分のものにして仕事をやるのだと思います。



本来であれば興味の範囲は学びの枠組みを飛び越えて、
算数のドリルや英単語帳を捨て去った時から
新たに自分基準で楽しみながら学ぶ事が始まるのですが、


中等教育以降の学校教育では
先生が専門知識を学び深めるために
ひとつの教科を専業で教える訳ですが、
中学校から学問に興味を急速に失って、
露頭に迷う方もいたのではないでしょうか?



かく言う私は、
中学校で教科の好き嫌いがはっきりしてしまい、
結果として成績が中庸になってしまうという、
不均衡の中に均衡があるアンバランスな生徒でした。



結局大学はバリバリの文系に進みましたが、
営業の仕事でデータ分析をして
営業成績が上がったことから調子に乗ってしまい(笑)
社会学や統計学を学んだりして、
データを分析して仕事に応用する楽しさと奥深さを知りました。



こんなに学ぶ事が楽しかったのなら
学生時代にもっともっと勉強できたのに!
と思ったりすることもありますが、



もう一度学生生活に戻っても
間違いなくバンドをやってしまうと思います。


だめですねぇ(笑)


仕事が好きになって
もっと厚みのある事がやりたくなって
そして学びを深めるというサイクルは悪くないですが、



10代のうちにこの流れに乗っていれば
もう少しまともな大人になっていたと思いますね。



でも、やっぱりドリルや英単語帳はやらないかな(笑)



区分ができない曖昧さを楽しむ事がこれからの世界を生きるカギ

アインシュタインは数々の名言を残していますが、
「教育とは学校で学んだことを全て忘れた後に残るものである」
の他にもこんなすばらしい名言もあります。


「学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるか思い知らされる。
自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる」



暗記は暗記パンだけに任せたいところですが(笑)




私はこの歳になって学業の枠組みを超えた
本当に学びの楽しさを実感しています。



1+1を3以上にすることは教科書には書いてありません。



でも私が経験した数々のワークショップで
参加者の方々が出す創発のアイデアや
人と人との団結によって生み出されるエナジーは
時には3以上の力を発揮します。



自分が普段の生活では思ってもいない「問い」を投げられて、
そこから新しい発想が出てくるコーチングも
ワークショップのアイデア出し同じような創発の知恵です。



このアイデア出しからも
学校教育にはない楽しさが生み出されます。



とはいえ学校教育の現状に悲観的になるよりも、
既存の学校教育の中にコーチングやワークショップを
もっともっと多く入れることによって、



子供たちが多面的に物事を考え学び、
そして多くの異なる考えの人と接して
思わぬ摩擦から新しいものを生み出すことで
未体験の楽しさや喜びを感じる。



そんな場作りを応援させていただきたいです。



私は企業にいながら
学生の方と接する仕事もしていました。



社会人のみならず、
学生の方とのコーチングやワークショップを
することは大歓迎ですし、
そのノウハウも持ちあわせています。



そして、世代間を超えた繋がりや
枠組みに囚われずに刺激を与え合う人たちと出会えることは
願ってもないことです。



是非、このブログを読んで
枠組みを超えるコーチングやワークショップに
興味ある方は「お問い合わせ」から連絡をください。




ご連絡がくることを楽しみにお待ちしています!

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