マズローの5段階欲求説から自分が仕事をする意味を考えてみた
こんにちは。HIROです。
8月も中旬になっていますが、
酷暑が続いていますね。
以前の記事の冒頭で、
恵の雨が多いと夏は猛暑になるということを書きました。
冒頭の部分で天気予報士の森田正光さんがラジオで気象のコメントしていたことを書いています。
こちらも合わせてご覧くださいね。
心が金縛りになったことはありますか?
外に出る機会が減っている昨今、
身体が暑さに慣れていないので、
長時間外出をしていると
水分不足になる可能性があります。
私はほぼ毎日ウォーキングをしていますが、
今日は温度と湿度がかなり高かったみたいで、
少し頭がクラクラしてきて
コンビニで水を買って小休憩をしました。
皆さんも喉が乾いてからではなく
喉が乾く前に十分な水分補給をしましょうね。
さて、この記事をご覧の皆さんの中には
毎日ハードに働いている方もいるのではないでしょうか。
朝から晩まで仕事をして、
家に戻っても休みの日にも
頭の中は仕事のことでいっぱいになり
夏空とは反対の暗い気持ちになったり、
会社の人間関係を考えると
ついついイライラして
家にいても家族と話すのが億劫になったり。
そんな気持ちになることはありませんか?
時折、忙しすぎて
あれ、何のために働いていたんだっけ?
と思うことが私自身もあります。
そんな時になぜ仕事をしているのか?
つい仕事の意味を考えてしまうことはありませんか(笑)
私はあります。最近は特にです。
自分自身がコーチングを提供しているにもかかわらず、
日々の仕事に自分が忙殺されているという矛盾。
そこで今日は自分自身の気持ちをパッと切り替えて(笑)
仕事について考えることに緩くこだわって書いてみます。
なぜ人は仕事をするのでしょうか?
なぜ仕事をするのでしょうか?と聞いたら、
「馬鹿だなぁ、そんなこと当たり前じゃん。
食うためだよ。食うため!」
そんな、お叱りをいただくかもしれません。
確かに食うために生活をするということは
生命を維持する上でも大切なことですよね。
で、ここではちょっと自分の人生を生きるということについて
俯瞰して考えていただく時間にしたいと思います。
上にある図は、
マズローの5段階欲求説のピラミッドになります。
一度はご覧になったことがある方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、
人間の欲求を5段階の階層で理論化しました。
自己実現理論
この5段階を簡単に説明しますと・・・
5段階の1段目は、息をしたり、食べたり、
飲んだり寝たりすることについてを、
生理的な欲求として位置付けています。
これがないとまず生きることすら出来ないですね。
そして、2段回目は安全の欲求、
これは戦争状態や劣悪な環境を避けたい欲求など、
基本的な生活をする上で当然とも入れる欲求です。
今の日本にいる人の中にもこの状況に近い方もいるかもしれませんが、
国全体がこの段階で、満たされない人もいるわけですよね。
これは、考えてしまいますね。
そして、3段階目は社会的欲求です。
社会の中での自分自身の役割を考えるわけですね。
コミュニティーに所属しているという感覚や、
周りから自分が受け入れられているという
感覚を持つのがこの段階です。
コミュニティにいることの大切さを書いた記事です。
合わせてご覧くださいね。
複数のコミュニティに所属すると心が楽になる
第4段階が承認の欲求です。
これは他者から見た評価や名声、そして尊敬などを基準に、
自分自身の存在感を確かめたいというレベルのものから、
自分自身を信頼して自己承認をするというレベルのものまで
範囲は広くなります。
他人からの見栄えを気にして、
承認をしてもらう自分に一喜一憂してしまうという人は
3段階と4段階を行ったり来たりしているのかもしれませんね。
周りからの見栄えを気にせず、
自分で一歩踏み出すことの大切さを書きました。
こちらも合わせてご覧くださいね。
いつまで映えを気にした人生を続けますか?
最後が5段階目の自己実現の欲求です。
結局のところ自己実現は自分が有する
能力や可能性を最大限に引き出して、
形にする時に満たされるようです。
食うため、生きるために仕事をするのはもちろんですが、
マズローの欲求5段階説から仕事の満足を考えた時には、
信頼感のある社会、コミュニティ、そして仕事ができる環境に属して、
自分自身のやりたいことや可能性を表現できるフィールドで、
自分の可能性を最大限に引き出せた時に、満足度が向上するということになりそうです。
私の場合は4段階と5段階の間を
行ったりきたりの人生という感じです(笑)
自分のやりたいことはわかっていても、
自分の能力に一抹の不安があったり、
本当に自分に可能性なんかあるのかぁ?と
この年になっても思ったりすることもあるわけです。
コーチングをしていると、
同じように考える方も案外と多いようです。
それもあって年齢を重ねた方のほうが、
若い人よりも自分自身で学びを深める機会を求めて、
自己研鑽をしているのかも知れませんね。
少なくとも私はそうかなぁ。
ただ単に学ぶという行為が好きなのかも知れませんが(笑)
仕事は辛いものなのでしょうか?
満足度を高めるための客観的な尺度かはわかりましたが、
では実際の仕事をしている環境に当てはめると・・・
「いや、いや違うでしょ。
普段からそんなことまで考えて仕事をしていないよ」とか、
「人が少ないから仕事をこなすことで精一杯ですよ」とか、
「仕事は辛いけど生活を維持することも考えなければ」と
目の前のことだけに意識がいってしまう人も多いかも知れません。
例えば、上司が自分の適性を知っていて、
それに向いた仕事を割り当ててくれたり、
自分自身がやりたいことを提案して
仕事を任せてもらったり。
仕事って、そんなことばかりではないわけですよね。
私は自分が人と協同して
新しいものを創り上げることが大好きですが、
時として、自分が激しく嫌いな(笑)
係数管理やプロマネをやらされたりするわけです。
自分自身ですら客観的に考えた時に、
管理職でありながら管理が好きではないという
致命的な欠陥商品だということに気がつくのです。
これはどうしたことでしょう(笑)
いや、とても笑えない状況ですね。
でも管理職の仕事の中でも好きなこともあるのです。
例えば、人材育成はその一つです。
一緒に働いている仲間と共に成長することや、
その成長をサポートすることは大好きです。
また、自分の職務職責において、
裁量や決済をする領域が増えて
自分がやりたいことを出来ることも好きです。
仕事の中を区切ってみると、
大変なことや嫌いなこともある反面、
好きなことや得意なこともあると思います。
先ほどの5段階欲求説で言えば、
自分自身の得意、不得意を理解して、
やりいことと、やりたくないことを整理して、
それを小出しにしながら、周りに理解してもらうことで
自分がやりたい道にすすむことは出来そうですね。
私自身を振り返ってみると、
30代はどれもこれもと嫌いなものでも、
チャンスがあればガツガツチャレンジをしました。
しかし今では50歳も過ぎて、
棺桶に片足を突っ込んでいる状態なので(笑)
嫌なことをやっている時間がもったいなく感じられてしまい、
ついつい自分のやりたい方向に仕事を持っていってしまいます。
仕事の辛さから逃げつつも、
好きの領域を広げていってしまうことで、
都合よく承認欲求を満たしたり自己実現しているのだと思います。
というか、書いているうちに確信になりました(笑)
今の自分を客観的に見て分析してみましょう
以前の記事で競争を避けることを書きましたが、
私は10年ほど前から組織の中での競争を避けて
オンリーワンになることを考えて仕事をしてきました。
そのことを書いた記事です。合わせてご覧ください。
会社で人と競争することが嫌いな人へ
今の私は競争が好きではないです。
それでも、会社組織では都合の良いことばかりではなく、
時折不得意なことや、嫌なことは振り込まれますので、
パラダイスばかりではありません。
でも、自分でリスクをとって
自分の得意分野はここです!と言って仕事をしていると、
それに付随した仕事が巡ってくることもわかってきました。
これを続けていると、
うまくいけば5段階欲求説の4段階を定席として、
5段階にもチラチラ入るという立ち位置になるのではと思っています。
そのためには、自分が得意な分野では
オーダーされたことに対しては、
期待以上の結果とスピードで対応することを意識しています。
反面、組織ではリスキーな話ですが、
自分が苦手な仕事は理由と共に断ることもしています。
どちらにしても、
50代以上はリストラに合う年齢真っ只中なので、
苦手な仕事をやって、結果が出なくてクビになるくらいだったら、
出来るだけ得意な分野で失敗して散ったほうがマシだと最近は思っています。
そのほうが自己肯定感も上がりますし、
自己実現の度合いも上がるはずです。
この考え方はオッサンのみならず、
若い方にも共通した考え方になると思います。
人目を気にして不得意分はでネガになるのであれば、
得意分野を必死こいてやって成功すれば良いだけですからね。
今回はNOTEを書くブロガーのようないや、
つぶやき系の記事になっていますが(笑)
マズローの5段階欲求説のピラミッドから
自分自身が仕事の意味合いを考える
振り返り的な記事を書いてみました。
さて、これを読んでくださっているあなたは、
ご自身の今の生活と仕事を鑑みた時に、
マズローの5段階欲求説のピラミッドの
どこに位置していると思いましたか?
もしあなたが、自分のポジションが不明確だったり、
一人では客観的に考えることが難しいと思ったりしませんでしたか?
実際にあなた自身が自分の内面を探索したり、
表に出すことは難しいかも知れません。
私はコーチングのスキルを使い、
今までのビジネス経験と合わせて、
今のあなたを一緒に探索・分析して、
どの欲求があなた自身を満たしているのか、
何を欲しているかを可視化することが出来ます。
そして、あなたが自身が嫌な仕事と好きな仕事を理解して、
本質的な仕事をする意味を深く考えることをサポートし、
オンリーワンの自分を確立するプロセスをコーチすることが出来ます。
この記事を読んで
オンリーワンになって自己実現に向けた人生を歩みたいと思った方は
是非お問い合わせからご連絡ください。
ご連絡心よりお待ちしています!
合わせてこちらもご覧くださいね
あなたは自分の価値観を可視化したことがありますか?
コーチングについて話を聞いてみたい、
相談をしてみたいと思った方は、お気軽にお問い合わせください。