世の中は不要不急で出来ている

こんにちは。HIROです。



外出自粛が続いていたため、
対面でのコーチングセッションを
ご希望のお客様とは
コーチングセッションを休止していました。



7月に入り、
お客様から、そろそろ行けそうですか?
というお話をぽつぽつ頂きはじめました。


もちろん行けますよ!



コーチングはオンラインでも
問題なくできます。



でも、私が得意とするビジネスコーチングでは、
ホワイトボードを使い、問いとブレストを重ねつつ、
場の空気とともに文字や絵を使って対話をするので、
できれば対面でやりたいものです。



効率から考えると対面でのコーチングは
あまり利点はないかもしれません。




予定をギュウギュウに入れられないし、
移動時間も考慮しなければなりません。



とはいえ、対面コーチングを
一度やっていただいたお客様からは
あのスタイルのコーチングをまたやってほしいと
ご要望をいただくことが結構あります。




特にキャリア戦略や、企業の戦略を
コーチングと合わせて考える時には、
ホワイトボードに書きながらやることで、
目の前にビジョンが開けることがあるようです。



突然、「あ。わかった。」

「自分のやりたかったことはこれなんですよ!」



と、クライアントさんのスパコンが、
フルに回転し始める瞬間に立ち合わせていただくと
コーチングをやっていて良かったなぁと思います。




世の中の情勢が許すのであれば、
対面とオンラインのコーチングは
どちらも提供させて頂きたいです。


対面コーチングに興味のある方は
お問い合わせからご連絡くださいね。




さて、今日はコロナ禍において急上昇ワードの
「不要不急」について、緩くこだわってみますね。






効率は間違いなく良くなったけど

コロナ禍で世の中から
あたかも悪者扱いをされている
「不要不急」な用事ですが、



私は自分の人生こそ
不要不急のためにあると思っています。



誤解の内容にお伝えしておきますが、
今のところ、大勢で飲みに行ったり、
密室で密接するようなことはしませんよ。




カラオケでブルーハーツは
歌いたい気分ですが(笑)



例えば、ビジネスで言えば出張です。



これは下手をすれば、
コロナ禍を境に減少するものの
ひとつだと思います。



企業も出張費用と残業代を
削る大義名分ができるので、
ZOOMでやりましょう!
とかになっちゃう訳ですよ。



そうすると、
渡航先の飲食店やホテルは
大きな打撃を受けますし、
良く会っていた人同士でない限り
コミュニケーションが
深くなることはない感じがします。



私は基本的にはオンライン推進派、
リモートでの業務は大賛成派です。



でもオンラインは効率的な反面、
雑談やそこから生まれるアイデアなどを
産み出すことが難しいなぁと感じています。



どちらもバランス良く取り入れつつ、
上手い方法を探りたいものです。



ただ、
企業が追い求める効率を重視しすぎると
見えない景色があるということを
私は声高に言いたいのです。



ロードバイクの坂バカ

画像引用 PRESSPORTS

以前ロードバイクで坂をひたすら登る競技
「ヒルクライム」の女子チャンピオンが
このようなコメントを残していたことを
今でも覚えています。



「坂を登るのはとても楽しいですよ。
ゆっくり途中の景色を楽しんだり、
道端に咲いている咲いている花を
見ることができるんだもの。」



ロードバイクに乗る人は、
登り坂が眼前に現れるとワクワクして
アドレナリン全開になる人が多いです。



このような登りが好きな人たちを
ロードバイクを乗る人たちは
敬意を込めて「坂バカ」と言います。



先ほどのチャンピオンの女性などは、
レースのたびに100km以上坂を登り続けるのです。



そして最後に優勝の一言をお願いします!
と聞いたらですよ・・・



ゆっくり景色を楽しんだり、
道端に咲いている咲いている花を
見ることができる... 




景色ですよ。け・し・き (笑)




私クラスの人間だとちょっと登ったくらいで
心拍数が170を超えて、ハアハアしてしまい
とてもじゃないけど楽しいなんて程遠い、
苦行を自分に課しているようなものです。



なので、私からしても
ヒルクライマーはロードバイクの
絶対的なエースなのです。
本当にヤバイ人たちです。



ロードバイクの最高峰である
ツールドフランスでは、
21ステージの中で
山岳ステージという見せ場が必ずあります。




そのステージでの勝利は
山のスペシャリストとして
オレンジの水玉ジャージと
リスペクトが贈られるのです。



観客も選手と一体になって
コースまで進入して
お婆さんや子供までもが
坂バカを応援しまくるのです。



ロードバイクの坂バカこそ、
不要不急の極みではないですか!



はっきり言って最高です!



だって、
近所のスーパーサミットに
自転車で行くだけじゃ、



近所のお婆さんや子供に
両手を振ってもらうことなんて
ありえないじゃないですか(笑)



みんな、不要不急なことにこそ、
興奮して涙を流すのです。



だって、
人間はガソリンを入れて
ただただ昼夜働いて、そして寝ての
繰り返しをするだけだったら
きっと病んでしまいますよね。



自分の限界に挑んで、
効率とか度外視で坂に挑み
頂上に着いたらすぐに降りる。



これだから感動するんです。




今回のコロナ禍で良くわかったのです。



私は不要不急のために、
そして日々の暮らしの些細なことで

一喜一憂して感動するために
生きているんだということが。





こちらも、あわせてご覧くださいね。
あなたには仕事以外の人生がありますか?
君は思う様に生きているかい

人生は間違いだらけで不要不急の旅のようなもの




いつもの『広辞苑』によれば、
不要不急」とは
「どうしても必要というわけでもなく、
急いでする必要もないこと」とのこと。

もう一回念押しですが、
今の時勢で不要不急を声高に叫んで
アナーキーな行動に出ようということではありません。



むしろ私は相当外出を自粛しています。
だからこそ、身にしみて良くわかったのです。




世の中は不要不急で出来ていたんだと。



冒頭に出てきた対面コーチングの話ですが、
これも不要不急という観点から言えば、
ZOOMやSkypeで事が足りてしまいます。



これは間違いなくできますし、
オンラインならではの利点としての
海外の方や遠隔地の方もコーチングが可能です。



以前は、アメリカに住んでいる方と
コーチングをしていたこともありますので、
経験から言っても間違いありません(笑)




でも一定数の方は対面を希望しますし、
私も嫌いではありません。



なので、どっちかではなく、どちらも良いのです。




今世の中はオンラインかオフラインとか、
日系企業か外資系かとか二元論が多いと思うのです。



これはあまりにも単純化しすぎです。



日系企業にも外国人社長はいますし、
外資系でも日本の会社よりも
社員の在籍年数が長く、今の日本企業よリも
ずっと昔の日本企業のような会社もあります。



なので、
私はあえて対面でのセッションと
オンラインでのセッションを
クライアントさんに選んでいただくことを
大切にしています。



もちろん私のコーチングセッションは
時間制ではありますが、時間の使い方は、
むしろ対面の方がゆったりしていると思います。




せっかくお会いしたのだから、
あえてゆったりとした時間の中で、
普段の生活ではゆっくりと出来ない、
「内省」を十分にしていただくために、
時間をいただくようにしています。




これが案外と好評いただいているようです。




「すっきりしてやる気が出ました!」
というコメントも最近のセッションでいただきました。





「不要不急パック」という
コーチングプランは作っていませんが(笑)



あなたとゆったりとした問いの時間にするために
あえて効率を考えない対面コーチングも実施しています。




人生の不要不急をテーマにしたコーチングが気になる方は
「お問い合わせ」からご連絡くださいね。




ゆったりとした時と共に
内省の旅に一緒に出かけましょう。



コーチングについて話を聞いてみたい、
相談をしてみたいと思った方は、お気軽にお問い合わせください。

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