自分の「あり方」を強烈に意識した ある出来事

こんにちは。HIROです。


ここ数ヶ月は在宅勤務なので
デスクワークが中心で、
一日中パソコンばかり使って
仕事をしています。



目の焦点を一定間隔でしか
合わせないこともあり、
遠くに視点を合わせることが
出来なくなっている自分に
驚きました。



マジで。



ちょと前は夜に歩いていましたが、
夜だと目の焦点を遠くに合わせて
いるか否かがわからないので(笑)
最近は夕方に歩くことにしています。


夕方歩いていると、
美味しそうな夕飯の匂いがして、
幸せな気分になります。


子供の時だったら、
豆腐屋のラッパの音がして


「あぁ、もう帰る時間だ」


と思ったりしたものです。



最近は風情が無くなってきたなぁ
なんて思う私はジジイですね(笑)



さてさて、

前回のブログで退職金を使って
家族でカリフォルニア旅行に
行ったことを書きました。



前回のブログはこちらからご覧ください。
やりたいことを後回しにする人は後悔をする




ブログを書いていると
忘れた記憶が思い出され、
きちんと書き残したくなりました。


それは旅の道中のある出来事です。


その出来事だけで
私はこの旅行に行って良かったと
いまだに思っています。




今日はその出来事で気づいた
「自分のあり方」について、
緩くこだわってみますね。






そして、お気楽旅はスタートした

あれは数年前の年末だったと
記憶しています。



最初は
格好良くパリに行こうかと思っていましたが、
その年の冬はフランスが猛烈な寒波に見舞われ、
観光どころじゃないとニュースが伝えていました。



せっかくパリぃに行っても
宿に巣篭もりは
トレビアンではないので(笑)



どうせだったら
安くて暖かいところを探した結果、
カリフォルニアに行くことになりました。



なので、この旅は当初から
西海岸を目指して行ったわけではなく、



たまたま、
暖かいところが安く行けるからという
だらしない理由で旅はスタートしてしまいました。






空港の近くでレンタカーを借りて
グーグルマップをナビがわりにして
運転をして北へ南へと旅をしました。




当時小学生だった息子は
ピクサーが作ってディズニーが配給した
「Cars」という映画がお気に入りでした。



これ本当に何度見させられたか・・・
セリフまで声優さん張りに
詳細まで言えますよ。今でも(笑)





ちょっと前に
アナハイムのディズニーランドに
「Cars Land」なるアトラクションが
出来たという情報は聞きつけていたので、



私はディズニーランドに向けて
レンタカーのハンドルを切りました。




ディズニーランドの駐車場に車を止めて、
テーマパークまでのシャトルバスに乗りましたが、



バスの中はなぜか既に異様な盛り上がりを見せ、
危うく私もウェーブをさせられるところでした。


ビーチ以外でもウェーブが起こる興奮のルツボに、
さすが西海岸!と、勝手に納得しましたよ。



マジで(笑)



私は何を急いでいたのだろう

ディズニーランドには
メキシコ系、南米系、インド系など
様々な人種の家族が来園していました。



ここでもアトラクションに乗るには
長蛇の列があったので、
私は心の中で「時間の無駄じゃん」と
思っていました。


私は長蛇の列に並んだり、
渋滞にハマって時間を費やすことが
とても苦手だったこともあり、
若干イライラしていました。



とはいえ、
せっかくの青い空、白い雲の下で、
イライラするのも情けないと思い直し、

このヒマを潰すことは出来ないかと考えて
人間ウォッチングを始めたわけです。



アトラクションの行列は
まだまだ先に進まず・・・



人間ウォッチばかり進んだのですが(笑)




その列の只中に身を置いた結果、
周りの家族の時間の過ごし方が
日本のディズニーランドでの光景と
大きな違いがあることに気がつきました。




日本では家族で行っているのに、
オヤジはスマホをいじって暇をつぶし、
お母さんは荷物の整理や子供の世話をして、
子供はDSや親のスマホでゲームをしているのが
ほぼ一般的な光景だと思います。




しかし、私が目の前で見た
アメリカの家族の光景は全く違うものでした。



家族は全員で笑顔で話をしながら
その待ち時間をも楽しんでいるのです。



カリフォルニアはメキシコに近いこともあり、
中米南米系や、なぜかインド系の家族が
ディズニーランドに多く来園していました。



失礼ながら私が勝手に推測するに、
彼らはディズニーランドに来るのに、
生活をかけてお金を貯めて来るんですよ。



このひとときを楽しむことを数年かけて、
コツコツお金を貯めて家族3世代で来るのです。



もっと深くウォッチングをしてみると、
特にお土産を買うわけでもないんです。



ただただ、その夢の国の世界を楽しんで、
家族みんなで同じ空気を吸って、
笑顔を共有して、手をつないで帰って行く。



そもそもですよ。
周りを見渡してみると、


列に並んでいたときに、
「うんざり顔」をしてたのは、
自分だけだったのです。




アトラクションに
いくつも乗ることが
いつも間にか目的になってしまい、

そもそも自分がディズニーランドに
何をしに行ったのかを見失っていたわけです。



わたしは夢の国に来てまで
何を急いでいたのでしょうか?




今この瞬間を生きること

本当の目的は家族と共有する時間を
ゆったりと楽しむためだったはずなんです。



いや〜改めて、大切なことに気がつき、
自分が恥ずかしくなってしまいましたよ。




マジで(笑)





一緒にいる人と共有している時と空間を、
じっくりと味わって楽しみつくすこと。



空を見上げ雲の流れをゆったりと見て、
今、この瞬間を生きている幸せを感じること。




そうだ、病気から復活して
自分が生きるために
決めた指針のひとつ、



「人生の3次元を楽しむ人である」は
確かにの感覚だったんだと改めて思い出しました。





おいおい忘れるなよって感じですが、
だいたい、そんなもんですよ。




緩く生きているので(笑)




目的意識を持つことは大切ですが
その時間を共有してくれる人たちを大切にして、
今この瞬間を生きることを意識しなければ、



な〜んもないよね。






「人生の3次元を楽しむ人である」を
書いた記事はこちらからご覧ください。
コーチングで自分自身が得たプリンシプル

日々、充実感を感じて生きている
ということが書いてあります。
こちらもご覧ください。
先のことを考え過ぎない人は 楽しくなれる



流れに身を任せるということ

10年前の入院生活では
今を生きることの大切さが
身に染みてわかっていたはずなのに



また、アホみたいに
気持ちだけは昔のせっかちモードに
逆戻りしていたわけです。



せっかく、ここまで復活して
完治はしないけど、人並みの生活が出来て



入退院を繰り返していたときは
その当たり前に戻れるだけで
ありがたいと思っていたのに、



「嘘だったのかよ。俺の気持ちは!」



心の中で情けなさと
自分への怒りが込み上げて
思わず空を見上げてしまいました。



その日から
自分の体の中に流れる時間が変わった気がします。



この感じを
「流れに身を任す』とでも言うのでしょうか。



この時に
自分の「あり方」を改めて確認したことで
ぶれない自分でいることができています。




カリフォルニアから帰ってきても、
家族でアホみたいなことで
喧嘩をすることはしょっちゅうですが(笑)



その時の話をすると、
家族の中の時間がゆったりとするんです。



あの時、


思わず後先考えずに動いて
本当に良かったぁ。





今思えば、(本当に今思えば)
これが「緩くこだわりのある人生を生きる」
ことのスタートラインだったのかもしれません。






こちらには、「今を生きる」ことの
大切さが書いてあります。
私は自由な存在である

あわせてご覧ください。
「緩くこだわる生き方」について書いています。
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